名古屋の夜

 今日の夜は、コーヒーアミーゴス中部主催の特別セミナー『コーヒー発祥の地、エチオピア』に行ってきました。名古屋駅裏にある、肉とワインのバル「サンルイス」で夜7時から行われることもあり、閉店後速攻で片付け土岐市駅へ向かい、中央線で名古屋駅まで行きます。ところが、名駅周辺を歩いたことが少ないので、名古屋駅西口徒歩5分とかいっても到着するはずもなく、駅裏へ行くところ駅前に行ってしまい、結局、開始直前に滑り込みます。
 「コーヒーといえば、エチオピアモカという方も多いと思います。コーヒー発祥の地エチオピアは、以前謎に包まれていますが、その謎を学問的な面から優しく講演していただきます。その後は、講師を交え皆さんで食事会を楽しみましょう。」といった趣旨の催しですが、面識のない人と食事を共にしたり、お酒の弱い私にとっては窮屈な時間でもあります。
 講師は、京都大学大学院でアジア・アフリカ地域研究を行っている川股一城氏で、内容は次のようなものです。
・コーヒー飲用、焙煎のはじまり
・コーヒレモニーの実際
・現在のコーヒー農園状況と今後
・エチオピアの文化と歴史
・渡航に際しての注意
 事前に講師のレポートを2件探し出し、焙煎しながら読んで事前勉強したものの、講師のレポート以上の内容はなく、少し残念な思いでいました。もっとも、エチオピア初級編というプロジェクターの資料を見たとたんに納得したものの、コーヒー産業に深掘りした内容が聞きたかったのが正直な感想です。質問したエチオピア商品取引所(ECX)の問題点も明らかにならなかったものの、さらにエチオピアの歴史的背景が知りたくなったのが、最大の収穫でした。
 それにしても、暗くなったら寝て、明るくなったら起きる生活をしている私には、名古屋の夜は似合いません。本来なら、もう少し記録したかったのですが、もう寝ます。