Pura Vida(プーラビーダ!)

 前回のブログの最後に、コスタリカ人気質を表現するPura Vida(プーラビーダ!)という言葉を使いましたが、具体的なことについて触れなかったので記載します。
 Pura Vida(プーラビーダ!)。コスタリカ人はこの言葉をこよなく愛しているようで、この言葉を使いこなせたら「もうあなたももうコスタリカ人。」なんてことも言われるみたいです。直訳すれば「純粋な人生」となりますが、直訳の意味はあまり気にせず、とにかく良い意味、ポジティブな意味で、様々な場面で使います。
 とびきりの笑顔で、元気に明るく、このPura Vida を連発するコスタリカの人々。彼らはこの言葉を誇らしげに思っているように感じられるのは、大自然と質素な生活が組み合わさった国であるコスタリカの合言葉なのかもしれません。
 実際に、Pura Vida(プーラビーダ!)の使い方は、こんな感じだそうです。
・Como está ? コモ・エスタ? (どうだい調子は?)に対して
・Pura Vida ! プーラビーダ! (最高だよ!)

・Gracias. グラーシアス (ありがとう)に対して
・Pura Vida! プーラビーダ! (どういたしまして)
用途に応じて
・Pura Vida プーラビーダ (気にするなよ)
・Pura Vida! プーラビーダ! (なんてすばらしいんだい!)
・Pura Vida! プーラビーダ! (それはよかった!)
てな感じで使いまくります。
 つまり、「GOOD」「最高!」など適当な使い方なので、直訳の「純粋な人生」とは随分意味合いが違うのです。日本語で言えば「気楽にいこうぜ」といった意味が近いのかもしれません。使い方によっては、沖縄の「なんくるないさ」のような感じです。
 コスタリかのポジティブさが伝わってきますが、反面、人々は細かいことや先のことはあまり気にしないために、時間は守らないし、約束は破るなんてこともあるようです。(個人差あり)
 こんな国のコスタリカで生産されたコーヒー豆を使っているのだから、コーヒーについても、堅苦しく「品種や精製方法がどうのこうの。」とか「焙煎は○○なんだ。」とか言うばかりじゃなく、Pura Vida(プーラビーダ!)の言葉のように気楽に楽しく飲みたいものだと思うのでした。
 Como está ? Pura Vida !