台風が接近する中で

 気象庁のHPをみると、台風の現況と今後の予想情報として、『非常に強い台風第24号は、30日16時には足摺岬の東にあって、1時間におよそ45キロの速さで北東へ進んでいます。中心の気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで中心の南側190キロ以内と北側150キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。台風は速度を速めながら北東に進み、強い勢力を維持したまま、30日夜遅くに岐阜県に最も接近する見込みです。』とあります。
 土岐市には、15時05分に大雨・暴風警報が発令され、市内全域に「避難準備・高齢者等避難開始」を発令されました。とはいっても、下石・妻木町では避難場所が西部支所に指定されているものの、収容人数はどう予想しても30名程度しかないように思え、自宅で台風が過ぎ去るのを待つのみとなっています。
 そんな台風が気になって寝れない時間を利用し、久しぶりにレジシステムからデータを取り、お店のコーヒー豆の月別販売状況のグラフを作成してみることにしました。あれこれ台風を心配してみたところで、具体的な行動が直ぐに取れるわけではないので、シビアな現実を見て頭を冷やそうということなのです。
 お店全体の売上とは必ずしも連動しないものの、コーヒー豆の販売額だけを見てみると、年々数字は上がっているように見えます。唯一前年よりも少なくなった5月については、開業記念のイベントにコーヒー豆の割引販売をしなかったことが影響していると思われますが、イベントを行わない月を見ても、イベントの有無には関わらず利用が少し増えていることが分かります。
 夏場の落ち込みは例年通りですが、今年は水出しコーヒーパックを6月から始めたこともあり、僅かですが減少幅を抑える効果が見られます。ただ、夏場の落ち込みを水出しコーヒーパックだけで補うのは難しいのは明らかで、今後も工夫が必要だと考えています。
 それ以上に、お客様の趣向に合わせた商品の提供に気を配ることを考え、対面販売時の会話から汲み取る努力が欠かせないと感じています。「このコーヒーを知ってもらいたい。」、「こんなコーヒーもありますよ。」ばかりでなく、お客様のニーズを引き出す知恵も必要です。ま~、自分に無いものはボチボチ身に付けるしかありませんがね。
 さて、台風関連のテレビニュースをチェックしましょうか。