焙煎体験会

 お店の業務用焙煎機を使用して焙煎体験会を行ってきましたが、今回で何回目になったのでしょうか。夏や秋に行ったり、午後7時から開始していたのを少しは早めて午後5時からと、工夫を重ねながらコーヒー豆を購入される方を対象に実施しています。

 焙煎体験会といっても、コーヒー豆の基礎知識から始まって、焙煎機の構造を参加者に直接触って知ってもらい、ほぼ一人で点火から焙煎途中の煎り具合の確認、そして煎り止めまでを行ってもらいます。

 焙煎時には欠かせない焙煎プロファイルの記録方法や、焙煎度合いによる味覚の変化がどうように変わるかなど、一度に覚えられないほどの体験をしてもらうため、参加者にとっては詰め込み過ぎの感はありますが、せっかく体験してもらうなら、ハンドピックも含めて全てを知ってもらいたいのです。そうした作業を経て、毎回購入するコーヒー袋にコーヒー豆が入っていることを理解してもらうことが、コーヒーを一層楽んでもらえるキッカケになると思います。

 今夜も、そうした焙煎体験をした煎りたてコーヒーを飲み、「思った以上に美味しい!」と喜んでいただけで、一日の疲れが吹き飛ぶ思いがしました。