コーヒーゼリーを食べ比べ

 サザエさんに登場するカツオではないですが、冷たい物はないかと習慣のように冷蔵庫の扉を開けると、お中元でいただいたドトールのコーヒーゼリーが入っていました。

 「自分が作っているコーヒーゼリーと比べてどうなんだ?」と食べてみると、意外にも強めの苦味が心地よく、「こりゃ、市販のコーヒーゼリーも食べてみなくては!」とコンビニへ行って、3種類を用意して食べ比べることにします。

 食べてみたのは次の通り

①株式会社ドトールコーヒーDSW 「Cofee Jely」

②雪印メグミルク(株) 「ほろにがコーヒーゼリー -まろやかクリーム-」

③株式会社 明治 「明治 魅惑の蜜と むっちりコーヒーゼリー」

④安曇野食品工房株式会社 「珈琲ゼリー」

 とりあえず直ぐに手に入った商品を食べてみたのですが、味や食感に大きな差があり、使用した材料によるところが大きいと感じ原材料名を見てみると、①コーヒー、インスタントコーヒー、寒天が主原料で、②糖類、植物油脂、コーヒー、乳製品、ゼラチン、③ぶどう糖果糖液糖、砂糖、はひみつ、寒天、コーヒー、④果糖ぶどう糖液糖、乳等を主原料とする食品、砂糖、粉末コーヒー、クリーム、寒天、といった内容が記されていました。

 寒天かゼラチンかによっても食感は異なりますし、単にコーヒーといっても、インスタントコーヒーを使用しているであろう中にあって、ドトールはコーヒーとインスタントコーヒーの2種類をブレンドしたり、刻んでパックするものまであり、各社それぞれの個性がありました。

 個人的には、唯一完食できなかった「明治 魅惑の蜜と むっちりコーヒーゼリー」だけは楽しめませんでした。甘すぎる面もありますが、コーヒー味が受け付けなかったのです。趣味嗜好なので何とも言えませんが、やはり、自分で作るコーヒーと砂糖とゼラチンだけの、シンプルなコーヒーゼリーが美味しいですね。市販品の原材料名を見ると添加物いっぱいで、それを見ただけで食指が動きません。

 ちなみに、日本では普通に食べているコーヒーゼリーですが、海外では意外にも珍しい食べ物なんだそうですよ。