10粒のピーベリー

 昨晩はサークルの勉強会のため、毎週見ているテレビドラマの「科捜研の女」は、お店のタブレットを使って、民放公式テレビポータルTVer(ティーバー)で視聴しました。すると、コーヒー豆が捜査資料に使われ、「10粒のピーベリー」から被害者が訪問した珈琲屋を見つけるという展開です。

 ドラマの中では、ピーベリーの他にもアラビカ種、チャフ、カフェインレス・コーヒーなども登場しましですが、コーヒーの話題については軽く流された感じで、筆跡鑑定や防犯カメラの科学捜査に内容が移ります。な~んだコーヒー絡みはこれだけかと思っていたら、ラストに植物園でシェードツリーに触れられ、「日陰の人生を送りますように。」の真意が解るという展開でした。

 けれど、「日陰の人生」という言葉にはネガティブなメッセージしか感じられず、シェードツリーに無理やりくっ付けた内容にしか思えません。それでも、刑事物語というより人情物語として構成されている「科捜研の女」だからこそ、ついつい毎週見てしまうのでした。

  ちなみに、近くでは名古屋市守山区にある東谷山フルーツパークの温室でも、同じようなコーヒーの木とバナナの木を見ることが出来ます。ちょうど今頃はコーヒーの花が咲いている頃でしょうか。

 コーヒーと殺人事件という話では、昨年読んだ小説投稿サイトの「コーヒー豆殺人事件」なんてのもありました。被害者が握っていた一粒のコーヒー豆がダイイングメッセージとなって犯人捜しを行うっていう内容でしたが、短編小説のために中身が空っぽの貝殻豆みたいでした。

 コーヒーが身近な飲み物になったからこそ、小説の小道具に使われたり殺人事件にまで利用されるのでしょうが、やっぱりコーヒーは飲むのが一番って思います。さて、午後の一杯といきますか。

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コメント: 2
  • #1

    梅吉 (金曜日, 02 2月 2018 17:27)

    私も見ました『科捜研の女』ピッキング中の豆と飛び散ったチャフの後片付けが気になったのは私だけ?

  • #2

    まめ蔵 (金曜日, 02 2月 2018 21:17)

    チャフは毎日サイクロンから取り出して掃除をしています。問題は煙突でして、サボると先日のように大変なことになるんです。