忙しい臨時休業日

 今日の午後には地域の秋葉様をお祀りする行事のため、あらかじめ店を臨時休業にしました。そうなると午前中に時間ができることもあってか、家族から色々な注文が寄せられます。普段の土日は店を開けているので家のことができないため、朝から忙しい臨時休業日の一日を過ごすことになったのです。
 先ずは、午前中に妻と次女の車をスタッドレスタイヤに交換します。油圧ジャッキを使って車体を上げ、インパクト・レンチを使おうとしたところ、どうも故障したのか動きません。仕方がないので十字レンチで「よっこらしょ!」。それが済んだら、先日やり残した生垣の剪定作業です。この時点で腰に負担が掛かってしんどいのですが、一休みした後小屋の整理を手伝います。
 午後からは町内3箇所の「秋葉様」をお祀りするため、役員の方と近所の竹藪から枝を切り出し、四方に縄を張って神主さんの到着を待ちます。午後三時から順番に祈祷をしてもらい、終了後には一旦お店に戻って、手話サークル竹の子のクリスマス会の準備です。今夜はウエルフェア土岐でクリスマス会を行うため、事前にケーキとコーヒーを頼まれているので、ケーキをケースに入れ、ポットに淹れたてのコーヒーを注いで会場へ搬入です。
 夜になると、クリスマス会で撮影された動画の編集作業が待っています。毎年、寸劇を取り入れた手話ミュージカルっぽいのをYouTubeにアップしており、この作業が私の担当になっているのです。編集作業が深夜に出来るとYouTubeへのアップロードは明日にまわして、忙しい臨時休業日の一日は終了です。
 ちなみに、「秋葉様」は、火除け、火伏せのご利益があるという秋葉神社の祭神で、地元は陶磁器産業が盛んだったこともあり、火を使う窯が多く存在したことから、子供の頃には「秋葉様」の祠で町内の方が焚き火をしながら、赤飯で作った「とんのこ」と言うお握りやミカンが配られたりしたものです。今では町内の人も知らない間に行事が終わってしまいます。
 東京のオタクの聖地と言われる秋葉原は、江戸時代から火災が多かったために、1869年(明治2年)に防火のため火除地が設けられ、1870年には火伏せの秋葉神社を祀ったことから、秋葉の原から、あきばはら→あきはばらになったという地名の由来があるそすですね。さあ、寝よ!