コカ・コーラ+コーヒー

 以前から気になっていたものの、出会う機会がなかったのが自動販売機限定で発売された「コカ・コーラ コーヒープラス」です。関東・東海・南東北エリアの自動販売機限定で発売されたこの商品は、「コカ・コーラ」にコーヒーの味わいをプラスしたものだそうで、その味については、お客様から「不味い!」と聞いていたため、積極的に自動販売機を探す努力をしなかったのです。
 店の前の酒屋さんに卸しているコカ・コーラの担当者に聞いても、この近辺の自動販売機は入っていないようで、半ば忘れかけていました。ところが、♪探すのを止めた時 見つかることも よくある話で♪じゃないですが、思わぬところで出会ってしまったので、ついつい購入してしまいました。
 パッケージの裏面を見てみると、「カフェイン50%増量(コカ・コーラ比)」と表記されており、リフレッシュ炭酸飲料ということらしいです。同社の広報によると、仕事や午後のリフレッシュにうってつけとのことでしたが、果たして本当だろうか実際に飲んでみます。
 ビーカーに注いで見てみますが、特に大きな変化はなさそうです。けれど、一口飲んでみると、「コカ・コーラ」の甘味と炭酸の爽快感に加えて、確かに後半からコーヒーらしい苦味が出てきます。なるほど、コーヒーをコーラで割ったような味です。それならば、お店のアイスコーヒーをコーラで割ってみようと考え、酒屋さんの自販機まで走ってコーラを購入します。分量はコーヒーを3割にしてコーラで割って試飲してみました。

 本家の「コカ・コーラ コーヒープラス」と自作の「コカ・コーラ コーヒープラス」と比べると、自作のコーラの方に軍配が上がります。両方とも、コーラとコーヒーが混ざった感じで、後半にコーヒーが存在感を強く表してきますが、コーヒーの差が歴然でした。コーヒーをコーラで割ったことで炭酸の刺激が薄れ、かえって清々しい口当たりになります。本家は最後に強い甘さが残ってしまい、仕事や午後のリフレッシュには少々不向きだと思ったしだいです。

 実際のところ売れてるんでしょうか?飲料メーカーは新商品を連発して顧客の目を引こうとしていますが、ヒット商品になればコンビニでも取り扱いでしょうし、単なるキワモノで終わってしまう感じがします。やっぱりコーラは普通がいい!