災害対応

 今年の夏は例年と比べて局地的な大雨が多く、これまで防災行政無線ではあまり聞くことのなかった、「非難勧告」の言葉をよく聞きます。

 昨日の朝も、お店の裏に設置された防災行政無線から、「下石町、妻木町に避難勧告が出ています!」と流れますが、危機感を感じような状況に思えません。けれど緊迫感がないまま、「今、避難勧告の放送が流れています。」と店内のお客様へは一応お知らせしました。

 昨夜も寝室で寝ていると、防災行政無線が何度も「非難勧告」を知らせる放送が流れました。けれど、外の様子は特別多くの雨が降っている様子もなく、いったい土砂災害の心配な場所はどこなのか具体的にしてほしいと思いました。そして、朝起きてテレビを見ると、「瑞浪市の中央道で土砂崩れが発生し、何台もの車が巻き込まれました。」と、身近な災害を知ることになります。

 あってはならないことですが、自然災害は、いつ、どのような形で起きるかもしれません。そんな気持ちになったのは、以前に巨大地震発生の緊急テスト放送が流れた際、テスト放送だと気付かずに防災行政無線を信じ、「お客様、今、大きな地震がくるとの放送がありました。もし揺れたら、直ぐにテーブルの下へ隠れてください。」と案内しました。緊急放送を聞きなおしてテスト放送だと気付きましたが、本当だったら今のままで良かったのかと反省したものです。

 今回の「非難勧告」放送を聞き、消化器2基の使用期限や懐中電灯の電池在庫を確認しましたが、気になると他にもヘルメットを用意した方がいいんじゃないかとか、心肺蘇生覚えているかな?AEDは隣の消防施設にあるし、なんて色々考えます。これまで、幸いにも大きな災害に見舞われたこともなく過ごしてきましたが、今後はどうなるかわかりません。必要な防災具の準備や心の準備も必要です。とりあえず、災害時対応の注意点を壁にでも貼っておこうかな。