コーヒー教室

 泉西公民館から依頼を受けて準備した、公民館講座のコーヒー教室も早いもので当日を迎えました。日頃お店のカウンターでお客様と話している内容や、コーヒーの抽出方法の説明など特に変わった事をするわけでもないのですが、道具一式やコーヒー豆を準備して運ばねばならず、改めて店舗以外の場所で行う大変さを感じます。

 また、コーヒー教室は12名の定員を超える応募があったため、抽選により受講者を制限しなければならないという、嬉しいような責任が重いような複雑な気持ちでした。そんな中でのコーヒー教室でしたが、最優先に考えていたのが「自分自身が楽しむこと」、「受講者に楽しんでいただくこと」です。自分自身が楽しくなければ、準備に多少の苦労があってもモチベーションが保てますし、受講者の楽しそうな顔は喜びになります。

 公民館で使用する場所は当初調理実習室を予定していましが、実際に資料や道具を置いてみると狭くて受講者どうしがぶつかりそうだったため、急遽でしたが研修室に変更してもらいました。会場が広いこともあって動きやすくて個別に見て回ることができた反面、ガスレンジが無いため、お湯を調理実習室から運ぶ手間やお湯の温度が下がるといった不具合も生まれました。

 そんな問題もありましたが、受講者一人あたり4回の抽出を行い、合計9種類のコーヒー豆を試飲することができ、自分が淹れたコーヒーを他の参加者に試飲してもらうことで多少の緊張感を持ってもらったり、同じコーヒー豆を同じように淹れても人によって異なる味になる事など、抽出の奥深さも知ってもらいました。

 「自分自身が楽しむこと」の目的は果たせましたが、「受講者に楽しんでいただくこと」については課題が残ります。2時間という限られた中で様々な経験をしてもらいたいため、どうも詰め込みすぎた感が否めません。消化不足というよりも、もっとじっくり丁寧なスケジュールにすべきだったと反省しています。受講者が30代から70代という年齢層の幅があるため、全体が同時進行で進んでいない場面が見受けられたからです。

 今回、全員が初めて松屋式での抽出方法を体験してもらいました。どんな感想を持たれたかは分かりませんが、松屋コーヒー本店とフレーバーコーヒーだけはPRさせてもらい、松屋式の金枠を記念にお持ち帰りいただきました。はたして自宅に帰って実践してもらえるのか気になるところです。

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コメント: 2
  • #1

    あべちゃん (火曜日, 06 6月 2017 08:25)

    お疲れ様でした!
    企画、準備、当日の変更いろいろ大変でしたね(笑)
    イケメンマスターの楽しい気持ちは、伝わったと思いますよ(笑)

  • #2

    まめ蔵 (火曜日, 06 6月 2017 09:55)

    コーヒー教室は思った以上に質問が出たことが良かった点です。
    質問が出る雰囲気が作れたことは事前準備ができたからだと思うので、
    まあまあの成果だと自己満足してます。