りんごのケーキを焼く

 今朝からりんごのケーキを焼いたのですが、この春最後の機会となりそうです。秋に収穫されて貯蔵されたりんごの品質も限界といった感じで、生で食べても果汁の量や甘味が少ないため、お客様まらの要望で焼いてはみるものの、今回が今季最後にしようと思っています。

 りんごのケーキといってもシンプルなケーキで、パウンドケーキの生地に生のりんごを刻んで入れて焼くだけです。こんな簡単な家庭的なケーキなのですが、意外にお客様の受けが良いのは、たぶん焼いた後にバニラビーンズを漬け込んだブランデーをたっぷり塗るからなのでしょう。生地がカスタードみたいと言われますから。正直、お店で提供しているケーキは全て家庭で作れるものばかりで、パティシエのような華やかなケーキは作れません。あくまで珈琲屋のおじさんが作るケーキです。

 パウンドケーキというのは イギリスで生まれたバターケーキの一種で、1パウンドずつ(約454gずつ)の配合のお菓子です。バター・砂糖・卵・小麦粉をそれぞれ1パウンドずつ使って作られる事から「パウンドケーキ」と言われています。これをフランスでは、「カトル・カール」と呼んでいて、意味は「4分の4」つまり、同じく同量ずつ上記の材料が配合されているいう事です。シンプルなだけに作り方によっては膨らまいという理由から膨張材を加えたりしますが、バターと砂糖をしっかりクリーム状に混ぜれば意外に簡単なのです。

 焼きあがったら自然に冷ました後、冷蔵庫でさらに冷やしてカットすればできあがり。午後にはお客様に提供できるかな?