試飲会を行う理由

 昨日も、初めて豆を購入される方へ試飲をしてもらいましたが、コーヒーは銘柄や産地では好みに合うのか分からないもので、実際に試飲をしていただいて選んでもらうものだと思っています。そのためのお店づくりとしてカウンターを設け、気軽に試飲をしていただこうと考えています。本当はカウンターだけにして、残りのスペースを豆の保管庫にしたいのですが、経営を考えると喫茶スペースが不可欠となるため、今後も現在の形態が続くことになります。

 今回、コーヒー試飲会を計画した理由も、そうした考えに合わせて、自分自身がコーヒーを知るために様々なセミナーに参加し、数多くの試飲を通じてコーヒーの魅力に目覚めたからなのです。コーヒーには三原種があって、普段自分たちが飲んでいるコーヒーの秘密や、品種や産地によって味わいが違い、精製プロセスが異なることで同じ豆でも変化すること、温度や水によって何に違いがあるのか?実際に体験していただきながら、コーヒーの世界を楽しんでいただきたいと思っています。

 こうした試飲会は地方の珈琲屋では行わないため、受け入れられるのか不安な面もありますが、お店を始めるに当たってやってみたい計画の一つであり、「とりあえずやってみよう!」とポジティブに取り組んでいます。さて、どうなりますやら?