SCAJ2016へ(1)

 今日は臨時休業にして、東京で開催されたSCAJ2016へ行ってきました。今年のテーマは「多様性と革新」だとか、さて、どんなもんだろうかと各ブースを巡ります。

 先ずはコーヒー産地のブースで試飲しまくりです。コロンビア、パナマ、エチオピアと各産地のコーヒーを味わいながら、新し出会いを求めて10杯以上飲んでいきます。その後、仕入れ先となっている生豆商社を廻って試飲と聞き込み、挨拶をしながらおしゃべりです。

 イベントステージでは、バリスタチャンピオンシップやブリューワーズ カップ・チャンピオンシップを見ながら、コーヒー関連のブースを見ていると、カリタでは産業用ロボットがコーヒー淹れているではないか!UCCでは茶室風の場所でサイフォンを使ってコーヒーを提供している!何と傍らにはブルーマウンテンを模した盆栽も!「これが革新というのか!?」なんて思いながら試飲を繰り返していきます。

 焙煎機も小型の個性的な物も現れ、手軽に個人で焙煎が楽しめる時代が来るんだろうかと想像しながら、さらに試飲が続いていきます。正直、こうした特殊な場所に来なければ味わえないコーヒーもあり、コーヒーに携わる者としては貴重な体験場所なのです。多くのコーヒー関係者が集まり、高品質と言われるコーヒーに触れることで、自分のコーヒーが今のままでいいのかと心が揺れたり、まだまだ知らないコーヒーの魅力に引き込まれたりと、貴重な時間を過ごしたのでした。