ちょっと岡崎まで

 お盆休みということで、お店に来店されるお客様の顔ぶれが変わってきました。地元ではお盆は7月に行ったので、8月の中旬は特に予定がありませんが、世間では高速道路が渋滞し、近くのアウトレットや観光施設に人が溢れています。

 そんな定休日の月曜日に、妻と次女も仕事が休みということで、渋滞のない近場へ遊びに行くことにしました。場所は車で一時間程の岡崎市にある、岡崎駒立ぶどう狩り組合の中のヤマサ園へです。ぶどう棚が日陰を作っている心地よいぶどう園の中で、種無しデラウェアをたらふく食べます。このぶどう園ではデラウエアの他に、スチューベン、巨峰と時期をずらして栽培されており、今回は種無しデラウェアのみ可能です。

 正直、食べ放題といっても限度がありますし、小さな子供がいれば川遊びやバーベキューなども楽しめるため、のんびりと一日過ごせるのでしょうが、大人三人となると1時間もすれば手持ち無沙汰になってしまいます。そこで、お昼も近いということでランチの場所を娘に検索してもらい、以前行ったことのある味噌田楽のお店に行くことにしました。

 ランチに出かけたお店の名前は岡崎市内にある「若やぎ」で、手作り豆腐に岡崎八丁味噌を使った味噌田楽が自慢のお店です。味噌田楽が5本と菜飯にお吸い物、小鉢が二つとお漬物がついた田楽定食を注文しました。田楽には山椒をかけるのが多いのですが、ここでは何とカラシです。田楽を頬張る一口目に味噌とカラシが絡まって、ピリッとしたカラシがアクセントになっています。そして、二口目にオーソドックスな八丁味噌の香りが口の中に広がり、八丁味噌のお膝元で食べている実感が沸いてきます。さすが岡崎八丁味噌!

 そんな三人での休日も、道の駅でお土産を買って帰れば午後2時には帰宅。何とも手軽なドライブとなりました。けれど、明日からそれぞれ仕事が始まる三人にとっては、ちょうど良い息抜きになったのではないでしょうか。ちなみに、道の駅で購入したイチジクを使って、明日は早速ロールケーキを作る予定です。