モンスーン・コーヒーを知ってもらうために

 明日からの、インド産モンスーン・コーヒーを知ってもらうイベントのため、定休日に何種類かの豆とともに、黄金色のコーヒー豆といわれたモンスーン・コーヒーを焙煎しました。

 イベント用の少量販売ということもあって、100gパッケージを使用しますが、何か特徴を出したいと考え、「黄金色のコーヒー豆」を実際に見てもらうことを思いつき、袋に生豆2粒を添付することにしました。

 お店では、カウンターに座られた多くの方に、コーヒー3原種というわれる、アラビカ種、カネフォラ種(ロブスタ)、リベリカ種の生豆をお見せし、焙煎を行って初めてコーヒーの香りが生まれることを説明しているので、ある程度の方には生豆の色の違いを理解していただけるのではないかと思います。

 世界では約70カ国以上の国々でコーヒー豆が栽培されていますが、実際に自分たちが味わうコーヒーの原産地はごく限られたものになります。生産量や流通等の理由で全てを味わうことはできませんが、せっかく地元に珈琲屋があるのですから、地域の方々に出来るだけ様々なコーヒー産地を紹介していきたいと考えています。