開店一周年記念イベントも無事終了しました。この間に多くの方がコーヒー豆を購入いただき、毎日焙煎をする楽しさを味合うことができ、感謝するばかりです。
今回のイベントを含め、この一年間に渡って、コーヒー豆を購入頂いている方々を対象とした、複数のイベントを実施してきました。
・グアテマラウィーク
・ティピカ紹介週間
・「コーヒーの日」割引サービス
・クリスマス記念品配布
。コロンビアウィーク
・一周年記念イベント
こうしたイベントを実施する中で、コーヒー豆を購入していただける見込み客探しと同時に、リピーターになっていただいた方への満足を高める施策として、常時5%割引を行うことで個人情報を提供してもらい、イベントごとに案内状を出してきました。
いただいた個人情報を基に、お店ではレジシステムをパソコンで行い、コーヒー豆の購入履歴を把握しているのですが、リピーターの中から継続してご利用頂いている、「ロイヤルカスタマー」と言われる方の購入状況を1年間かけて確認する狙いもありました。
マーケティングにおいては「2対8の法則」という言葉が使われます。これは、イタリアの経済学者・社会学者であるヴィルフレド・パレート発表したもので、「社会全体の所得の多くは一部の高額所得者が占めているが、それは国や時代の制度の問題ではなく、一種の社会的自然現象である」と主張しました。この考え方は、所得配分や経済においてだけでなく、マーケティングなど様々な分野に当てはまるとされており、「全顧客の上位20%の顧客が売上げの80%を占める。」とまで言われていることをことに対し、自分の目で確かめてみたかったのです。
お店の経営から考える「ロイヤルカスタマー」への顧客満足の対応は必要不可欠だと考えていますが、定期的に購入いただいているお客様については、「まめ藏への想い」にも書いているように、家庭でコーヒーを飲むことが定着していることを意味しています。誰が淹れて誰と飲んでおられるのか、どのような場所と時間で楽しんでおられるかを大体把握している方たちなのですから、そんな幸せな時間作りを応援する意味でも、新たなコーヒー産地や特徴あるコーヒー豆の提供に努めていかなければならないと考えています。
「リピーター」と言う言葉にしてしまうと、何だか数字しか見えなくなりそうで良い言葉には思えません。「コーヒーを楽しむ幸せな家庭」と同時に「お店を応援していただいているお客様」ということを忘れないようにしたいものです。
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