ニュークロップ入荷待ち

 コーヒーは農産物であるため、その年の生産量の増減や品質に差が生じます。そのため、年間を通じて安定した商品の提供ができるように、生豆の選定を行ったり、ブレンドを作成するよう念頭に置いているのですが、今回、コロンビア マグダレナSUPとコスタリカ セントタラスSHBの2種類が商社の段階で在庫が無くなり、ニュークロップ(お米なら新米)の入荷待ちとなってしまいました。

 お店で扱うコーヒー生豆は、スペシャリティー・コーヒーと呼ばれるような高品質なもので、単一農園や特定生産組合に限られたものがほとんどのため、大量生産されるものとは異なり、どうしても全体の生産量に限りがあるために、在庫が無くなるという事態になってしまうのです。昨年は比較的ニュークロップ入荷までの隙間の期間が短かったのですが、今回は3カ月近く間が空いてしまうので、手持ちの在庫が無くなり次第、できるだけ同じような産地の生豆を使用することにしました。

 そんな訳で、コロンビアは、ナリーニョSUPを使用し、コスタリカは、コスタリカSHB コーラルマウンテンを使用することにします。お客様の反応が良ければ、定番の商品として増やしてもいいかなって思っています。