七草粥

 今日は、我が家の年中行事の一つ「七草粥」の日です。随分昔から七草粥を食べているのですが、子どもの頃は七草をそろえる事もなく、家にある菜っ葉類を適当に入れて作っていた記憶なのですが、いつの頃からかスーパーで便利なセットを購入し、お手軽に作っているのが当たり前になりました。

 今回も地元スーパーで購入した物をまな板に並べ、妻と一緒に7種類あるのかを確かめたのですが、7種類は確認できましたが、いったいどれが何なのか判別が出来ないものがあります。とりあえず、春の七草「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」は、中学生の時に授業で覚えた記憶が残っており、空で言えるだけが自慢です。(こんなの自慢にならないか?)正直、「はこべら」と「ほとけのざ」が良くわかりません。

 七草は、早春にいち早く芽吹くことから邪気を払うといわれ、無病息災を祈って古くから七草粥を食べたようです。また、七草はいわば日本のハーブ、そのハーブを胃腸に負担がかからないお粥で食べようというのですから、正月疲れが出はじめた胃腸の回復にはちょうどよい食べものなのです。けれど、このお粥だけでは物足りなさを感じるのは私だけでしょうか?