姫路城へ

 火曜日は臨時休業とさせていただき、月曜の定休日と合わせて一泊二日の旅行へ行ってきました。場所は妻の希望で、平成の大修理工事が行われた姫路城です。泊りがけの旅行は年に一回しか行くことはないのですが、毎回次回の行先を考えながら一年間を楽しみにしています。

 今回は、姫路城に行く前に本場の明石焼きを食べるため、明石市でも人気店の「ふなまち」に立ち寄りました。この界隈では「明石焼」と称されるたこ焼を提供するお店はこの地区には数多くありますが、その中でも多くのお客さんが訪れる名店です。地元では「玉子焼」と呼ばれる庶民の味で、こちらは地元の方だけでなく、多くの観光客も訪れるような有名店なので40分並んで待ちことに。小さな店内で出された明石焼きは、玉子焼の特徴でもある、ふんわりとダシの効いた生地で中がトロっととろける食感。観光地によくある土産用の冷凍食品の二倍ほどの大きさで、20個で550円というお値打ちさにも驚かされ、二人とも大満足でした。

 目的の姫路城には午後2時過ぎに到着し、かねてから予定していた姫路城シルバー観光ガイドを申込み、城内の案内してもらいました。このガイドは地元のシルバー人材センターが運営するもので、約2時間かけて姫路城の歴史や謎などを興味深く説明してくれます。料金はガイド1人につき2,000円なのですが、安いと思えるくらい穴場や観光客が気づかない細部にわたってガイドをしていただけるので、是非お勧めしたいと思いました。素敵な時間になること請け合いです。

 それにしても、姫路城は美しいですね。けれど、後5年程で白い漆喰も黒ずんでくるそうですよ。やっぱり今回はいいタイミングでした。