口コミ

 開店時に作ったショップカード300枚がそろそろ無くなりそうなので、200枚を追加で作成依頼しました。来週早々にも配達されますが、残り数枚となりちょっと心配です。考えてみたら、開業前の周知用に作成したショップカードを含めると500枚になる訳で、果たしてどの程度PR効果があるのか検証してみる必要があるのかもしれませんね。

 開店に当たって、友人知人への案内状やプレオープンのみで、チラシの新聞折り込みや地元タウン誌にも広告掲載しませんでした。それは当初からの考え方に基づくものなのですが、自家焙煎店という目新しさを狙うのではなく、町内に一軒や二軒は存在する「町のパン屋さん」のように、「町の珈琲屋さん」として長く利用してもらいたいという想いがあったからです。「美味しい珈琲屋さんができたよ」という口コミが徐々に広がることを期待しているのですが、考えてみれば甘い考えなのかもしれません。

・ランチをやってないし、タバコも吸えない。喫茶店でもカフェでもない。

・9時からやってるけど、モーニングって言葉も出ていない。

・へんなオジサンが一人でやってる。

・でも、コーヒーは「美味しい」らしい。

 こんな情報はPRしづらいので、実際に来店された方の感想を伝えてもらうのが一番良いということで、「口コミ」だけで案内しています。もちろんホームページもあるのですが、「見ると聞くとでは大違い」なんてのはよくある話です。こちらは自分に課した宿題ノートと考えて、新しい事に取り組んだり、日々の記録を行う場所だと割り切っています。ホームページで人が呼べるほど甘くわないのですから。