先ずはやってみる

 自分が興味のあることは先ずはやってみる!とういのが自分の行動規範になっています。開業に当たって色々な場所に行きましたが、興味を持ったら直接その社長や会社、お店を訪問してきました。行ってみたら「なるほど。」、「な~んだ。」「へ~!」といった経験ができいますし、意外な事実も知ることが出来ます。「百聞は一見にしかず」とはよく言ったものです。

 ところで、この「百聞は一見にしかず」には、続きがあることをご存知でしょうか?元々は、漢詩の故事からなっているようで、故事には、「百聞は一見にしかず」以降の文章については記載されていませんが、後世に追記されたようです。
 百聞は一見にしかず
 (いくら人から聞いても、自分で見なければ本当のことはわからない)
 百見は一考にしかず
 (いくらたくさん見ても、考えなければ前に進まない)
 百考は一行にしかず
 (どんなに考えても「行動」を起こさなければ前には進まない)
 百行は一果にしかず
 (どんなに行動をしても、成果を残さなければ成長しない)

 要は、『聞くよりも見ること、見るよりも考えること、考えるよりも行動すること、行動してを(継続して)成果を出すこと』が大切という教えです。ですから、考えたら即行動してみる。そして、それを繰り返していると自然と自分の身になるのだと考え「先ずはやってみる」ことにしているのです。

 今日は定休日という事もあり、午前中に焙煎とケーキの仕込みや仕入を行い、午後からは、かねてから準備をしていた店舗建物の表題登記の申請のため、多治見の法務局へ行ってきました。

 建物表題登記とは、不動産登記のひとつで、一番最初に登記簿に建物の所在を記録するための手続きになります。ローンを組んだりする場合に必要となる所有権登記などとは異なり、新築した際には必ず家主が行わなければならない登記のため、多くの人は、登記を司法書士や土地家屋調査士さんに頼みます。建物表題登記もこれら専門業者に頼むと、だいたい8万円前後は掛かるようです。しかし、基礎的な不動産登記である「建物表題登記」に関しては、登記に必要な書類も手続きも至ってシンプルであり、素人でも手続きができる事知り、自分で申請をすることにしたのです。(けっこう面倒な書類もありますよ。)

 法務局って小難しい役所だと思っていましたが、受付で相談受付票に氏名を書くと10分ほどで相談コーナーに移って、具体的な書類内容の相談に乗ってくれます。数字や表示の訂正が必要な所が数か所ありましたが、その場で修正の仕方も教えていただき、約20分で登記の受付を済ませることが出来ました。今後、現地確認を経て登記完了のになるようですが、何でもやってみないと分からないことを改めて感じました。