春になれば(2)

 春~になれば♪ってもう春のポカポカ陽気です。朝はウグイスの声で目覚め、庭には梅とスイセンの花が咲き、開店が迫ってくる焦りと不安で緊張気味な気持ちも緩むというものです。

 前日には、工務店の担当者と打ち合わせを行い、着々と進んでいく工事の状況を確かめて、家具や厨房器具の段取りを相談しました。図面では気付かなかった細かな部分が気になったり、分かっていたつもりでも先延ばしになっていたことが表面化します。こうした緊張感も、休日で家族と過ごすと春を楽む気分になりのが不思議です。やっぱり家族はいいもんです。

 今日は彼岸の中日ということもあり、妻と娘の三人でお墓参りをしました。既に多くの所がお墓参りを済ませていたようですが、お寺の駐車場には次々と車が入っていきます。いつものように、草取りを行い、ご先祖様にご挨拶を行って清々しい気分です。帰り際に「つくし」を見つけ、娘と二人で春を摘み取り、今年も卵とじにして味わいました。明日が妻の実家のお墓参りです。

 特別なことではなくて、当たり前の生活がどんなに素晴らしく、幸せなことかを感じられる今に感謝しています。