店舗の姿が現れました

 足場が取り外されて店舗の姿が現れました。中の方はと言うと、壁と天井のクロス、床張り、水道設備の設置、電気設備の設置が残っています。同時に家具や厨房設備の発注も行って、設置も行う必要があります。まだまだやるべきことがいっぱいです。

 考えてみれば、家を一軒建てるようなものなので、中に入れる細々したものは一般家庭とあまり変わりがありません。その上で、商売に必要なものを準備しなければならず、リスト化して分かっていたものの、「あれもだ、これもだ」と気になることが出てきます。でも、いいアイデアが浮かぶこともあるので、良い刺激になります。

 店舗が少しずつ具体的な形になると、町内のうわさも入ってきます。「なんか高級そうで入りづらい」「いったい何屋さん?」などなど、高級そうっていうのは、設計者や工務店さんにとっては悪い話ではないですね。いいもの作ったという証しでもある訳ですから。私は喫茶店とは異なり、自家焙煎店として差別化できるので歓迎しています。入りづらいとかいうのも、実際に価格や内容が口コミで広がれば認知されるので、喫茶店=モーニングという先入観がなくなれば、コーヒーを楽しむ場としての役割が果たせるのではないかと思っています。