さいはてにて

 最果ての海辺で吉田岬は朽ちかけた舟小屋を改装し、焙煎珈琲店「ヨダカ珈琲」の営業を開始する。「ヨダカ珈琲」の向かいに住むのはシングルマザーの山崎絵里子と二人の子供たち。絵里子は生活の為に家を空けることが多く、幼い姉弟はたったふたり、肩を寄せ合って母のいない日を過ごしている。珈琲店を訪れる様々な人々との交流が生まれる中、ある夜、舟小屋で“事件”が起きる。絵里子が岬の危機を救ったことで事件は未遂に終わったものの、深く傷つく岬。そんな岬の為に珈琲を淹れる絵里子。温かい珈琲が、傷つき、頑なだった心を溶かしていく…。いつしか4人は家族のように支え合って暮らし始める。そんな中、絵里子は岬が最果ての地にやって来た本当の理由を知ることに。それは、漁師だった岬の父にまつわるもの。そして父について衝撃の事実が岬にもたらされ…。映画「さいはてにて」を見るため、ミッドランドシネマ名古屋空港へ妻と出かけてきました。

 岬が有沙に仕事を教える際に話した言葉、「コーヒー豆はね、はるばるアフリカや南米から旅してくるんだよ。ここにはお客さんのところにたどり着く前にちょっと、立ち寄っただけ。だから、私達はお客さんにちゃんと会えるようにしてあげなくちゃいけない。それには私もあなたもきちんと仕事をしなくてはね」これが気に入っています。

 妻は5k焙煎機を見て、「1kgじゃ小さいんじゃないの?」って言いますが、確かに5kgの焙煎機はカッコいいけど、そんなにお客さん来ないからと、好き勝手な言い分を聞き流しておりました。

 興味のある方はお出かけください。きっとコーヒーが飲みたくなりますよ!