雨の中の棟上げ

 大安吉日を選んで15日に棟上げを行ったのですが、あいにくの雨になってしまいました。せっかく良い日を選んだので、しかなく雨の中で形だけの棟上げを行うことになりました。

 棟上げは本来、柱や梁など建物の基本構造が完成し、棟木を上げる際に行われる儀式で、建前や棟上げともいわれています。土地や建物の守護神と匠の神を祭って、これまでの工事の無事に感謝し、建物が無事に完成することを祈願するものです。
 棟上式の進行は地域によって異なるようですが、工務店の方にお任せして、建物の四方に塩、酒を左、右、左とまいてお清めをします。最後に形だけになりますが、柱を一本立てて終了です。本来は、「いの1番」という組み立て順の最初の柱を立てるのですが、高い柱を雨で濡らす訳もできないので、今回は低い柱の「いの2番」を立てました。

 いよいよ明日から本格的な工事が始まり、店舗の姿が見えてきます。店舗の中に入れる必要な機材・什器の準備をしなければなりません。事前に把握はしてきたつもりですが、まだまだ詰めていない面もあり、焦りながら進めることになるでしょう。一歩一歩です。