感謝の日々

 家の全ての窓拭きとフローリングのワックスがけも行い、我が家の大掃除も無地終了しました。毎年ながら、これほど真面目に行うことが出来るのは、妻のおかげだと感謝しています。また、家族総出で行うイベントとして貴重な行事です。父が元気な時は、それに加えて餅つきも行っていましたが、今では石臼が車庫の横のモニュメントになってしまいました。将来、家族が増えたら復活するんでしょうかね。

 掃除の後には、玄関と床の間に生花を妻と長女が生けてくれます。やはり生花が飾ってあると、日本の家だなという感覚になるのは不思議なものです。さすがに着物は着ませんが、日本人であることに喜びを感じます。

 この一年は物事が進んでいく年でした。1月にハワイのコーヒー農園見学に行き、3月に店舗用地の候補が見つかり、7月には用地の購入、8月には古屋の解体、10月には工務店との契約、11月に地鎮祭と、これまで何年もかけて店舗用地を探していたのに、なかなか見つからなかったものが、一気に前進していくので不思議な気分です。

 6か所以上の不動産屋を廻り、紹介してもらった物件をいくつも見て廻りましたが、ローケーションはいいものの道路との接続が悪かったり、価格面で折り合いが悪かったりと、一向に前進しない状況に少々焦りもありましたが、家族が温かく見守ってくれたおかげで、今できる事を進めていくことができました。今でも妻から「何とかなるって!」という根拠のない言葉は、「だよね、命取られるわけじゃないから」と開き直れる原動力になりました。本当に感謝、感謝です。

 そして、これまで関わってきた多くの友人知人達が、「楽しみにしている」といっていただける言葉にも元気をもらいました。同時に、店舗作りに関わった設計者や工務店など多く方々や、コーヒーを通じて出会った方にも感謝、感謝です。

 来年からは、いよいよスタートの年になります。地域の方にも感謝できるようなお店作りができる年にしていきたいと思っています。