おちょぼさん

 「おちょぼさん」の愛称で親しまれ、商売繁盛、家内安全などにご利益がある庶民の神様「千代保稲荷神社」へ、妻と一緒にお詣りに行ってきました。年間約200万人もの参拝客が訪れる、東海地区では有名な稲荷神社ですが、私は妻と年に数回訪れています。

 赤い鳥居を抜けて賑やかな門前町を通り抜け、定番のおあげとロウソクを購入後、供えて参拝します。「今年一年ありがとうございました。」と感謝し、現在までの進み具合と今後も見守ってくださいとお願いした後には、再び賑やかな門前町を散策します。

 ここでは決まったルートがありまして、ゲン担ぎで毎回同じ行動をとっているのです。先ずは、漬物屋で試食して物色し、決まったお店で草餅を土産に買って、串カツとドテ煮を立ち食いします。今回は、たい焼きと祖父江の銀杏も買い求めました。

 「おちょぼさん」では、毎月末から月始にかけての月並祭は、ご利益があるとかで多くの参拝者で賑わうのですが、人並みのご利益で構わないと思っているので、これまで一度も月並祭には出かけていません。テレビの紹介される風景を見ると、あまりの混みようで、かえってご利益が薄くなるんじゃないかと思えてくるからです。