岐阜市の自家焙煎店巡り

 今日は、妻が午後から岐阜市で研修会があるというので、運転手をかってでて、研修時間中に岐阜市内の自家焙煎店を巡ることにしました。これまで、近隣の地区と愛知県の自家焙煎店を中心に巡ってきましたが、東濃地区から岐阜市は名古屋よりも遠く感じるので避けていたんです。

 先ず最初は、「山田珈琲」です。ここは、豆売り専門だけあって品ぞろえが豊富です。ビンに入れて量り売りするのではなく、全て計量された袋に入れて販売されています。試飲にボリビアのコーヒーを飲みましたが、店員さんに「ボリビアってどこですかね?」って尋ねましたが、「ちょっと待ってください」なんて言われちゃいました。確かに生産量が少ないですしね。ボリビアはコーヒーからコカインの原料になるコカの栽培に切り替わる農家が増えているらしく、将来は飲めなくなっちゃうんじゃないかな。

 次は、岐阜大学近くにある「せせらぎの風」です。ご夫婦で営まれており、奥さんの手作りケーキが美味しいです。マンデリンを飲みましたが、すっきりした苦味でコクがありました。店内にはフジローヤルの3kか5kの焙煎機が小窓越しに見えます。

 続いて「カフェ・カーダモン」。住宅街に淡いピンクのお店が建っています。店内に1k焙煎機が置いてあり、随分使われている感じでした。ここではシフォンケーキのハーフのセットをいただきました。コーヒーはブレンドです。自分がシフォンケーキを作っているので、メニューにあるとついつい注文してしまいます。

 岐阜市駅方面に向かって玉宮商店街にある「カフェ・カルトン」へ、エチオピアのイリガチャフェG1を注文。マスターから「中煎りですが」と声がかかります。確かに苦味は少なく、モカ独特の香りと酸味を楽しむことができます。店舗は狭いですが、コーヒー好きが集まる場所という感じがしました。

 玉宮商店街から車で数分のところにあるのが「さむ」です。ここは、豆売りがメインですが、カフェスペースもありました。年季の入ったディートリッヒの焙煎機がド~ンとあり、大きな商店街ということもあってか、次々にお客様が来店されます。そんな訳で、ここでは見学のみです。

 最後に、「珈琲ひぐち」の北一色店です。新しいだけあって清潔感があり、若い店員さんの接客も気持ちいいものでした。隣にある焙煎室は覗けませんでしたが、明るい店内でブラジルのパッセイオを美味しくいただきながら、妻を迎えに行く時間の調整です。

 気づいたら、朝と昼を合わせて7杯のコーヒーを飲んだことになります。でも、今回巡ったお店のコーヒーは全て美味しく飲ませていただきました。そして、豆売り店以外のお店では、すべてトイレに入って清潔さや備品などをチェックさせてもらいました。お店の雰囲気とトイレの様子はかなりリンクします。トイレの整理整頓具合や清潔さが、そのまま店内に通じます。

 その点では、妻とランチに入ったイタリアン風カフェはひどかった。店名は言えませんが、トイレは小物や造花がいっぱいで、それにホコリも被ってます。店内に入ってもオーダーは取りに来ないし、スープカレーとパスタが出てくるのが40分後、そして不味いという具合でした。そんな店にしないよう肝に銘じるのでした。