彼岸花

 お彼岸を来週に控えて、今日は朝から妻とお墓掃除に出かけました。出かける前に庭の横を見ると彼岸花が咲いています。何とタイミングの良い事か、いつもながら「彼岸花」という名前に感心してしまいます。

 彼岸花は正式には「ヒガンバナ」とカタカナで書くらしいのですが、呼び名がいくつもあり、一般的には曼珠沙華(まんじゅしゃげ/かんじゅしゃか)」と呼ばれます。実は、曼珠沙華は、サンスクリット語で天界に咲く花という意味。おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典から来ているらしく、サンスクリット語ではmanjusakaと書くようです。

 子どもの頃には「毒がある」と教えられましたが、彼岸花にはアルカロイドという毒があり、「毒花(どくばな)」「痺れ花(しびればな)」などと呼ばれています。お彼岸の頃に咲き、土葬をモグラや野ネズミなどから守る意味もあって墓地などによく植えられているため、「死人花(しびとばな)」「地獄花(じごくばな)」「幽霊花(ゆうれいばな)」のようなちょっと怖い呼び名もついているみたいですね。

 この彼岸花が咲くころには色々な思い出があって、少しセンチメンタルになってしまうのもあり、ついつい過去を振り返ってしまいます。ですが、今日はお墓掃除なので、草むしりに精を出しして汗をたっぷりかかせてもらいました。

 お墓参りを行う機会が増えたのは妻と一緒になってからで、それまでは年に数回しか行かなかったのですが、今では事あるごとに「お墓参りしようか」と妻から誘われるので、出かける回数が多くなりました。今日も、「お墓掃除すると気分いいでしょ?」と言われましたが、確かに、神社仏閣に出かけてお参りするより、お墓でご先祖様に感謝する方がご利益あるような気がします。当たり前ですが、ご先祖様あっての自分なんですからね。来週は、妻の実家のお墓参りも予定しています。

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コメント: 2
  • #1

    深谷 雅美 (水曜日, 17 9月 2014 22:40)

    ご無沙汰してます。
    ビスコッティをいただいてしばらく経ってしまいました。
    僕はレーズンとオレンジをいただきました。おいしかったです。カミさんもおいしいと言ってました。硬い食感も好きだとのこと。ただ他の社員は硬さが気になってた模様。正直歯の悪い方には不向きかもしれませんね(笑)
    「ビスコッティでなくても・・・」とは社員の率直な意見でいた。

  • #2

    まめ蔵 (木曜日, 18 9月 2014 05:11)

    コメントありがとう。
    ビスコッティはノンオイルなので、シフォンケーキとともに「ノンオイル」をアピールする上で良いと思い作りました。正直な感想は大歓迎です。馴染みの少ない商品なので万人受けは難しいことは承知しています。これからも色々なご意見をお願いします。