秋空にドライブへ

 

 今年の夏は雨が多くて野菜の高騰につながっていますが、今日は久しぶりに快晴で秋空と呼ぶに相応しい天気となりました。たまには気分転換にと、母親を誘って上矢作町の澄ヶ瀬ヤナまでドライブに出かけてきました。最近、近所でお土産やいろんな物をいただいているので、母親としては「何かで返さなくては」と思っていたので、そんな気持ちを察して連れ出すことにしたのです。足腰が弱っているので、遠くへ出かけることはできませんが、上矢作までなら無理のない距離でしょう。

 目的地までの途中、山岡町の道の駅「おばあちゃん市」の日本一の水車を眺めて、岩村町を経由して上矢作町へと向かう約1時間の道のりです。丁度12時前という時間だったので混んでいるのか心配しましたが、意外にも駐車場には車が少なく、川面に近い席を確保して座ることができました。ところが座った途端に来場者が増えていき、大きな囲炉裏で焼かれていたアユがみるみる減っていきました。

 澄ヶ瀬ヤナの魅力は何と言っても、この大きな囲炉裏です。天然木の薪の火でじっくりと焼かれた鮎は、頭から尻尾まで丸かじりできますし、子持ちアユやアユの天ぷらも絶品です。また、手作りの焼きたての五平餅も「わらじ型」で食べごたえがあります。メニュー豊富な観光ヤナではありませんが、ここは素朴なところが気に入ってます。

 例年は家族で出かけていましたが、今年はそれぞれの用事が重なって出かけることができませんでしたので、親孝行という名目で二人だけ楽しまさせてもらいました。