フロアー備品の確認

 業務用カタログを参考にフロアー備品の確認作業をしています。通常の店舗にあるトレイからメニューブックまで店舗イメージに合った商品を選定しながら、単価と必用個数を出して大まかな予算を算出していきます。実際に訪問した店舗の画像(内緒で撮影)を見ながら、あの店はテーブルに常備していないけど、あそこの店はあったけどどうしよう、などと考えながら、そこの店主がどんなスタイルで取り組んでおられるかを想像しながら選定しています。

 例えば、おしぼり一つとっても、業者のビニールにつつまれた物から、店主が一つ一つ巻いて保冷庫にいれた物や使い捨ての物まで様々です。店側の都合やお客様の男女比率によっても異なり、男性が当たり前に行う仕草で、おしぼりで顔を拭くことが女性にとっては不潔に感じることもあり、良いと思ってやっていることが逆効果ということも多々あります。お客様目線と店側の都合に折り合いをつけるのも難しいですね。

 いずれにしても、目に見える形で記録していくと、何が不足していているのかが明確になって気付きを与えるきっかけになりますし、お店に出かける時にも異なる目線で見渡すことができます。老眼の入った私はメガネをずらしながら作業するのがしんどいですが、コツコツと進めていきます。