コーヒー豆のストラップ

 

 コーヒーの発祥地として知られるエチオピアでは、今もなお、古くから伝わる伝統的なコーヒーセレモニーが日常的に行われています。コーヒーはエチオピア人にとっての「誇り」で、日々の生活に欠かせないものなのです。そんなエチオピア首都アディスアベバの下町、リデタ地区は華やかな市街地から一変して貧困層が暮らす町です。この町で、青年海外協力隊の指導のもと作られているのが、コーヒー豆を使った携帯ストラップなどの小物類です。作っているのはHIV/エイズの感染者達です。アフリカ全体に言えることですが、貧しさ故に正しい知識を得ることができず、HIV/エイズの感染は拡大しています。感染理由についてはhttp://kyukatsu.com/hivaids-malawi/ の青年海外協力隊のブログがアフリカの特異性を示していると思います。

 コーヒーに関わることになった時から、コーヒーの発祥の地であるアフリカと何か関係を持って行きたいと思っていたので、JICAなごやにも時々訪問していました。自分に何ができるかと考えた時、このコーヒー豆のストラップを店舗に置くことで、少しでも関心を持ってもらえるのではと思っています。