先日、スーパーのレジに並んでいると、懐かしいデザインのロッテ「コーヒーガム」が目に留まり、思わず手に取って買ってしまいました。「コーヒーガム」は昭和30年代に誕生し、平成2年ごろにいったん販売停止したものの、その後も限定的に発売していたそうです。今回買った商品は、昨年の11月22日に平成24年以来10年ぶりの復刻販売なっているようです。
2022年にロッテが実施した「あなたの推しガム総選挙」で、この「コーヒーガム」が1位だったことが再販の理由だそうで、早速コーヒーガムを嚙んでみると、「あれ?こんな味だっけ?」という第一印象。イメージしていたものより格段に甘く、コーヒー味なんだけれど、遠い昔の甘~い缶コーヒーの味がします。または、甘ったるいベトナムコーヒーです。
悲しい事に噛み進めていくと、当然ながらコーヒーの風味が無くなり、妙に甘ったるい物を噛んでいる気がしてきます。メーカー側の「このガムはお子さまたちに、コーヒーを飲むという大人の体験をさせてあげたい、という当時の研究員の思いのもと、誕生しました。」に対して、「子供達!コーヒーはもっと美味しいもんだよ!」と叫びたくなりました。
スーパーやコンビニのレジ前に商品を陳列することを「レジ前陳列」とか、「レジ前エンド」とも呼ばれます。レジ前はお客様が並ぶ場所で、レジ待ちの間にキョロキョロと周りを見渡して、つい買い物をしてしまう場所と言われています。そこで、ついで買いを促すために電池や電球などの安価な日用品、ガムや飴などのちょっとした食料品が売られていることが多いのです。
レジ前で、財布を用意しようとするタイミングは、購買意欲が高まっている瞬間であり、買う予定がなかったガムやお菓子でも「安いし、ちょっとくらいいいか」と思ってしまいます。また、目立ったPOPや商品が置かれていると、つい読んでしまう傾向にあり、買う予定の無かった物に興味を持つものです。
そんなレジ前陳列を意識している訳ではないのですが、まめ蔵でもレジの手前にクッキーを陳列していることから、意外にも多くの方に購入していただいています。特に女性グループの場合は、一人が手に取ると「じゃあ私も!」といって購入していただけるため、急に在庫が減ってしまい、慌てて作ること事態になります。
今回のように、レジ前陳列に惑わされて買ってガッカリしましたが、まめ蔵のクッキーも、お客様をガッカリさせないよう作らねばと思ったしだいです。
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あべちゃん (火曜日, 19 3月 2024 17:53)
味には関係ないのですが…
包み紙で、コーヒー☕カップ
作ったら、意外と可愛いよ(笑)
写真が送りたいです(笑)