お客様から黄金柑(おうごんかん)をいただきました。別名「ゴールデンオレンジ」と呼ばれる柑橘類で、直径4~5cmとゴルフボールくらいの大きさ、レモンのような黄色をしています。味の方は甘みもしっかりあり、酸味も程よくあって、とても濃厚な味と、とても華やかな香りを持っています。
コーヒーの香味を表現っする場合、「柑橘系の香りときれいな酸味」とか、「明るいレモンのような酸味がきれい」だとか「柑橘、ほのかにベリーの香り」などと柑橘類をイメージした言葉が使われますが、やはり実物の果物にはかないません。でも、コーヒーと一緒に楽しむ物としては、柑橘類の相性は決して悪くないようです。そこで、お店で扱っているコーヒーとのペアリング(相性)を確かめてみることにしました。
■ブラジル パライーソNo.2
評価:× 酸が消され、それぞぜの個性が合わさると+-=0という感じです。
■エチオピア イルガチャフィー・ベレカ
評価:◎ レモンティーのような爽やかさが口に広がります。
■グアテマラ アンティグアSHB
評価:△ 酸味と甘味の余韻は感じますが、物足らない感じがします。
■パプアニューギニア ハイランドスウィート
評価:◎ 甘味と酸味が上手く重なって香味に厚みが増します。
■ルワンダ スカイヒル
評価:△ 爽やかな酸味が広がった後に渋みが残ります。
■コロンビア マクダレナSUP
評価:〇 意外や黄金柑を口に含んだ状態でコーヒーを口に注ぐと、口の中に広がる柑橘系の酸味と甘さがコーヒーの適度な苦みと酸味に合います。
今回は6種類しか試していませんが、柑橘類の中でも爽やかな酸と甘さを持つ黄金柑には、同じような香味を持つコーヒーが合うようです。一度試してはいかがですかと言いたいところですが、トイレへ頻繁に通う羽目になるのでご注意を!
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